膝を狙い撃つ

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モフりたくてたまらなくなる『ズートピア』感想

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4月23日公開の『ズートピア』を鑑賞してきました。前評判が良いとうっすら聞いた程度で、劇場版遊戯王のついでにふらっと見てきましたが、これがまた、ものすごく面白かったです!

アニメーション技術の素晴らしさは言うまでもなく、動物達のふわふわさらさらごわごわぬめぬめした毛並みや肌の質感が最高です。街並みも、ああ…これそのうちディズニーランドに作られるな…と思うほどのクオリティ。シナリオはあちこちでレビューされている通り、動物世界の物語と言いつつ結局は我々人間の世界を描いています。先入観、差別、差別のつくりかた、マスゴミのゴミっぷりなど、結構えげつない内容ですがわかりやすく、面白いです。キャラクターが非常に魅力的なので見ていて楽しい映画でありながら、かなり考えさせられる内容です。

ところで

私はケモナーではありませんが、このズートピアで、ケモノに目覚める人は結構いるんじゃないかと思いました。変な意味ではなくて、本当にそれくらい映像が素晴らしかったのです。

主人公のウサギ、ジュディはポジティブでアクティブでとってもキュート。おそらく18~21歳程度。ただのかわいこちゃんではなく、騙しに騙しに返したりと悪知恵や機転もきく才女です。普段は垂れ耳の上に帽子をかぶり、嬉しい時や何かを探す時、耳をピンと立ててきょろきょろ。あ〜可愛い〜〜!!そして素敵なお尻、セクシーなふとももを惜しげもなくタイトなパンツでこれでもかと見せてきます。ほとんどは警察官の格好をしていますが、後半チェックのシャツとジーンズに着替えた後、お尻がセクシーすぎて大丈夫かと思いました。

相棒のキツネ、ニックはふわっふわの毛並みで全鑑賞者に「もふりたい!!!」と思わせたはずです。笑うと口がニカッと上がったり、普段は半目なのがぱちくり瞬きしたり表情もユニーク、首回りのふわふわした毛皮やお手手の爪と肉球、そしてピコピコ動く大きな耳!夢を持って上京してきたジュディと違い、スレてしまって世の中への希望を諦めてしまっており、影のあるニヒルな性格ながら、だんだんとジュディにデレてくる過程が最高にイイ。

警察受付のぽっちゃりチーターも柔らかそうな毛並みとお肉がもふりたい。警察署長バッファローもしめりけあるけど固そうで毛並みを拝見したい所存。市長のライオンもたてがみがごわごわしっとりした感じなのに対して顔はさらっとしててもふりたい。副市長のヒツジ女史は、劇中でニックに頭をモフられているが、私もモフりたかった。ジュディに捜索依頼してくるカワウソ夫婦も固そうだけどもふもふしてて可愛かった。その他モブのハムスターやらキリンやらガゼルやゾウやサイなんかもそれぞれの毛並みになってて触りたくなりました。

アナ雪のとき、Let it go が流れる城建築シーンでCGすごいなーなんて思ったものでしたが、ズートピアはそれ以上です。派手ではありませんが、一匹一匹の動物達のクオリティがものすごく高く、トゥーンとリアルの間の可愛くかっこよく触りたくなる最高の塩梅になっております。

ストーリーはもちろん素晴らしいですが、映像としても見るべきです。ニックをも降りたくなるはずです。